【侵入犯罪の現状】
●『侵入犯罪』とは、住宅などの建物に侵入して行われる犯罪で、凶器等をを示すなどして家人を脅して金品を強奪する『侵入強盗』と、金品を盗む『侵入窃盗』及び『住居侵入』をいいます。
●侵入窃盗のうち一般住宅を狙う『空き巣』『忍び込み』『居空き』を『住宅対象侵入窃盗』としています。
住宅対象侵入窃盗は、次の3つの手口をいいます。

空き巣・・・家人などが不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものをいいます
忍び込み・・夜間、家人などの就寝した頃を見はからって住宅内に侵入し、金品を盗むものをいいます
居空き・・・家人などが昼寝や食事をしているすきに住宅内に侵入し、金品を盗むものをいいます
【被害例】
● 現金、預金通帳、貴金属、カード、パスポートなどの大切な金品が盗まれます。
● パソコンや電化製品などの窃盗。パソコンの場合、住所録や家計簿などの個人情報もいっしょに盗まれてしまいます。
● 鉢合わせになり、強盗に変身。とっさに家庭の包丁などを使って強盗に変身することもあります。
● 留守宅での待ち伏せ。帰宅するのを待ち伏せし、キャッシュカードを奪って暗証番号を聞き出して現金を引き出したり、女性への暴行に及ぶこともあります。
● 侵入された後、「部屋を荒らされた恐怖感」や「また誰かが侵入してくるのではないかという不安感」が残ります。
平成14年、刑法犯認知件数が戦後最悪の285万3,739件を記録。平成15年からは減少に転じ、平成24年も138万2,121件と10年連続で減少し、昭和55年以来はじめて140万件を下回りました。また、侵入窃盗についても、減少傾向にありますが、住宅を対象とする侵入窃盗など、依然として多くの被害が発生しています。
このような犯罪情勢の中で、家族の安全と財産を守る防犯対策を考えるためには、侵入犯罪の現状を知ることが非常に大切です
侵入者は、常に「最も簡単に侵入できる方法」を考え、手口を研究しています。侵入者の出方・手口が分かれば、対策も講じられるというものです。その時々の犯罪傾向を把握しておきましょう。
【主な侵入手口】

◆ ピッキング
ピックと呼ばれる金属製の特殊工具を鍵穴に入れ、ドアの錠を短時間で開けるという手口。ピッキング手口に対応した錠でなければ、1分もかからず開錠されて屋内に侵入されてしまいます。
◆ サムターン回し
玄関ドアの外側からドリルで穴を開けるなどして、サムターン(内側のドアロック用つまみ)を強引に回して侵入する手口。壊したドアスコープや取り外したドアノブの穴、ドアと壁の隙間などに特殊工具を挿し入れてサムターンを回すこともあります。
◆ カム送り解錠
特殊工具を用いて錠シリンダーを迂回し、直接錠ケース内部に働きかけてデッドボルトを作動させ解錠する手口。「バイパス解錠」とも呼ばれています。
◆ ドアのこじ破り
ドアと壁の隙間にバールなどの工具を押し込み、てこの原理でドア錠を破壊して侵入する手口。強引な方法ですが、通常のドアや錠では短時間で侵入されてしまいます。
◆ ガラス破り
窓ガラスを破壊し、そこから手を入れて解錠して侵入する手口。通常のガラスであれば、わずか数秒で破壊できます。近所への買い物やペットの散歩など、わずかな留守の間でも安心できません。
【侵入者の心理と行動】
◆ 下見は万全!
侵入者は、下見を行うケースが多いといわれます。そのチェック項目は、「(1)留守かどうか (2)侵入しやすい家かどうか (3)逃げやすいかどうか」などです。
<侵入しやすい家かどうかのチェックポイント>
● 庭木など死角になるものがあるか。
● 足場になるものがあるか。
● 窓のクレセント錠の位置が開けやすいところにあるか。
● 犬がいないか。
<逃げやすいかどうかのチェックポイント>
● 駅に近いか。
● 立ち話をしている人がいないか。
● 通行人が少ないか。
※ 地域住民の連帯感を見るポイントは、ゴミ。
指定日以外にゴミが出ているかどうかをチェックします。
「ゴミの日」が守られていない地域では、侵入者に安心感を与えるといいます。


◆ 留守を見抜く技
侵入者が留守を見抜く方法で最も多いのが、意外にも「インターホンで呼んでみる」。インターホンが鳴って、出てみると誰もいない。こんな経験をしたことがありませんか。すぐに悪戯と判断しないで、外に出て、周囲に不審者がいないかどうかを確認してください。郵便受けに新聞や手紙が溜まっているのも危険。旅行などで留守にする場合は、新聞をとめましょう。

◆ 侵入口はここだ!
最も多いのが、窓。窓ガラスを破り、手を差し込んでクレセント錠を外して侵入します。侵入者は、ドライバー1本さえあれば、侵入してきます。また、鍵を玄関先の植木鉢の下やポストに隠して外出するのも危険です。侵入者はしっかりと見ています。

◆ 侵入者の必需品
侵入者は、ドライバーなどの工具を持っています。侵入被害を防止するため、「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律」(いわゆるピッキング防止法)が施行され、一定の条件を満たしたドライバやバールなど、法で指定された工具を正当な理由がなく隠し持っていると、この法律の違反となります。
◆ 5分が分かれ目
侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。「侵入に時間をかけさせる」。これが、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。

侵入者は、「近所づきあいが良く、連帯感のある住宅街」を嫌います。犯行をあきらめた理由で多いのは、「近所の人に声をかけられたり、ジロジロ見られた」です。不審者を見かけたら、まずは「何かご用ですか?」などと声をかけましょう。日頃から近所づきあいを大切にすることが、犯罪に強いまちづくりにつながります。
<出典:警察庁ホームページ>
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